「ホームページを作ってみたけれど、今の状態でいいのか」「アクセスが思うように伸びない」と不安になっている方へ。
自分ではなかなか問題点や改善点は分からないですよね。
そこで今回は自分でできるホームページ診断として、チェックリストを紹介します。
サイト運営が初めての人にも理解しやすいよう説明しているので、ぜひひとつずつ確認してみてください。
情報の探しやすさ
「欲しい情報をスムーズに見つけられるか」はユーザーにとって重要なポイントです。
「使いにくい」「分かりにくい」と思われると、再訪問の可能性がガクッと下がってしまいます。
グローバルナビゲーションは設置されていますか?
「グローバルナビゲーションメニュー」は常にページ上位に設置されているでしょうか?
ナビゲーションがあれば、ユーザーが「どこにアクセスすればいいのか?」と迷わなくて済みます。
パンくずリストは設置されていますか?
ホームページ内の階層を示す「パンくずリスト」。
パンくずリストがあれば「自分はどこにいるんだろう?」と悩むこともなく、サクサクと目的地に到着できます。
サイトマップは設置されていますか?
「サイトマップ」は、ホームページ全体の地図みたいなものです。
記事が一覧になっているため目的の情報を見つけやすくなります。
サイト内検索は設置されていますか?
「サイト内検索」は、目的の情報をピンポイントで見つけるのに便利です。
特に何度か訪問しているユーザーや欲しい情報が明確なユーザーに喜ばれます。
よくある質問(FAQ)は設置されていますか?
「よくある質問(FAQ)」ページには、ユーザーがよく尋ねる質問とその答えをギュッと詰め込んでおきましょう。
ちょっとした疑問や不安をスピーディーに解消できるので、ユーザーも安心です。
リンク切れチェックはしていますか?
クリックしてみたら、ページが見当たらなかった…なんてことは避けたいですよね。
リンクチェッカーなどのリンク切れチェック無料ツールもあるので活用してください。
記事の読みやすさ
ユーザーは効率的に情報を集めたいので、記事(文章)が読みやすいかどうかも厳しく判断しています。
ここからは文字の大きさや表示速度など、読みやすさに関するチェック項目を紹介していきます。
レスポンシブ対応していますか?
ホームページはPCだけではなくスマホやタブレットからも閲覧されます。
画面サイズに合わせてきちんと表示されていますか?
どんなデバイスからでも楽しんでもらえるよう、レスポンシブ対応にしましょう。
文字のサイズは適切ですか?
テキストのサイズは、読みやすさのカギです。
ユーザーが楽に読めるサイズ、例えば本文は14pxから16pxがおすすめです。
リンクには下線が引かれていますか?
「この部分はリンクだ」と分かりやすい表示が大事です。
テキストに下線が引かれていると、どこをクリックすればいいか一目で分かりますよね。
逆に、リンクではないのに下線を引いてしまうのは混乱を招くので避けましょう。
ページが2秒以内に表示されますか?
ページ表示が遅いと、ユーザーは「もういいや」と離脱してしまいます。
各ページが2秒以内に表示されるよう、サイトの読み込み速度をチェックしてみてください。
信頼性
ホームページを訪問したユーザーに信頼性をアピールしましょう。
運営会社や執筆者・個人情報の取り扱いなどについてきちんと説明していると、安心感を与えられます。
会社概要ページは設置されていますか?
「このサイトって信頼できるのかな?」と思った時、会社についての情報(所在地や代表者・電話番号など)があると安心できるでしょう。
ECショップの場合は特定商取引法に基づいた表示も忘れずに。
プライバシーポリシーページは設置されていますか?
個人情報の取り扱いはトラブルを招きやすいので要注意。
プライバシーポリシーページで利用目的などをきちんと説明しておくと、ユーザーも安心してホームページを利用できます。
「この記事を書いた人」を設定していますか?
誰が記事を書いたのかって気になりますよね?
執筆者や監修者の情報を載せることで、コンテンツの信頼性がぐんとアップします。
問い合わせ方法が書かれていますか?
記事を読んで「興味が湧いた」「資料請求したい」といったユーザーが、すぐに行動できるよう全ページから問い合わせへ誘導しましょう。
フォームやメールアドレス・電話番号など、問い合わせ方法を明記しておきます。
定期的に更新されていますか?
常に情報を提供することで、ユーザーに「この会社はちゃんと運営しているんだな」と感じてもらえます。
例えば最新記事が1年前だと、不安になってしまいますよね。
各種SNSと連携していますか?
SNSは今やビジネスの一環。
各種SNSと連携して有益な情報を発信すると、フォロワーとの交流を深められます。
SSL証明書を取得していますか?
SSL証明書を取得して、情報の安全性をアピールしましょう。
簡単に言えば、ウェブサイトのURLが「http://」ではなく「https://」になっていればOKです。
まとめ
今回は自分でできるホームページ診断として、チェック項目を紹介しました。
大事なのは、ユーザーの視点に立ち、会社情報やプライバシー保護を明確にし、読みやすいコンテンツを提供することです。
訪れる方々に満足感と信頼感を与え、成功へとつなげましょう。
この記事を参考に、ぜひ自社のホームページを確認してみてください。