株式会社MEC様のホームページを制作させていただきました。
愛知県春日井市に拠点を構えるMEC様は、一般土木工事とともに、建設現場の省力化・効率化を支える製品の開発・販売を行っている企業です。
「現場で本当に役立つもの」を届けるため、代表の三井様が自ら開発された運搬補助具「ワニブロ」は、現場作業の負担を減らす革新的な製品として注目を集めています。
今回のホームページ制作では、「製品の良さが正しく伝わること」「現場目線で共感を得られること」を大切に、設計からデザインまで丁寧に向き合いました。
MEC様の事業や製品への想い、制作の背景、そしてホームページ公開後に起きた大きな反響についてご紹介します。
御社の事業内容と、サポートしているお客様について教えてください。
株式会社MECは、一般土木工事を中心とした建設事業をベースに、現場の声から生まれた「使える道具」を自社で開発・販売しています。
私自身、もともとは家業である建設業に携わった後、半導体メーカーで15年勤務し、医療機器の開発に関わってきました。
透析用バルーンといった精度と信頼性が求められる製品を扱う中で、「本当に必要とされるものを、きちんと届ける」という姿勢が自分の中に根づきました。
主力製品の「ワニブロ」は、最大100kgのコンクリートブロックを安全かつ効率的に運搬できるアタッチメント。フォークリフトやユンボに取り付けることで、少人数でも無理なく作業が行えるようになります。
現場の「これ、何とかならないかな?」という声に応える形で生まれた製品で、今も現場の意見をもとに改良を続けています。
現場での経験と、医療機器の開発で培った技術視点を掛け合わせることで、「実際に使われるもの」を届けたいと考えています。

今回、ホームページを制作しようと思われたきっかけは何だったのでしょうか?
正直、「ホームページって本当に必要かな?」と思っていた時期もありました。
「これはどうやって使うの?」「強度は?」「導入実績はあるの?」など、製品に対する具体的な疑問に対して、口頭や資料だけでは伝えきれない場面が増えていきました。
特に、初めて弊社や製品を知る方にとっては、背景や安全性、導入効果が見えないままでは、不安もあるはずです。
だからこそ、「誰にでも正確に情報が届く」「初めての方でも信頼して問い合わせができる」場所が必要だと強く感じるようになりました。
ホームページは、ただ載せるだけのものではなく、製品とお客様をつなぐ信頼の入口になると気づいたのが、制作のきっかけです。
制作を決断した理由は、「伝える力」が成果を左右すると感じたから
製品そのものは良くても、それが正しく伝わらなければ広がっていかない。
技術職だからこそ、どう伝えたら価値が届くのかを相談できる相手が必要だと思いました。
最初は「カタログの延長」くらいに考えていましたが、パインズアップさんと話す中で、「誰に、どう届けるか」の設計が重要だと気づきました。

数ある制作会社の中から、パインズアップを選んでいただいた理由を教えてください。
一番の決め手は、「こちらの事業や製品について、しっかり理解しようとしてくれた姿勢」でした。
私たちのような現場発のメーカーにとって、製品の良さを“伝える言葉”にするのは簡単ではありません。専門用語も多く、製品に対する想いや細かな工夫を、どう表現したらいいのか悩んでいました。
そんな中で、パインズアップさんは、こちらの断片的な説明でも丁寧にヒアリングを重ねてくれて、「つまりこういう価値があるということですよね?」と、わかりやすく噛み砕いて返してくれる。そのやりとりの中で、「そう、それが言いたかったんです」と思う場面が何度もありました。
特に印象的だったのは、「ワニブロがあることで、現場の作業員が何に助かるのか」「どう楽になるのか」といった使う人目線での見せ方を一緒に考えてくれたことです。
私たちが当たり前だと思っていたポイントに価値を見出してくれて、それを第三者にも伝わるかたちに翻訳してくれたことで、「伝えるってこういうことなんだな」と実感しました。
単にホームページをつくるのではなく、伝えるための設計まで一緒に取り組んでくれたことが、とてもありがたかったですね。

制作中、印象に残っているポイントはありますか?
一番印象に残っているのは、「スピード感と丁寧さのバランス」が本当に絶妙だったことです。
こちらからの返信が遅れてしまうような場面でも、テンポ良く次の提案や確認が進み、常に止まらない安心感がありました。急かされることもなく、かといって待たされることもない。まさに信頼できる進行でしたね。
また、打ち合わせやヒアリングの時間もすごく心地よくて、自然とこちらの考えを引き出してくれるような雰囲気がありました。
「現場っぽさを出したい」「かっこつけすぎない雰囲気がいい」といった曖昧な要望に対しても、「それなら、こういう表現はどうですか?」と的確な提案をいただけて、「ああ、自分たちの感覚をわかってくれてるな」と感じられました。
デザインや構成の技術はもちろん、人としての距離感の取り方や受け止め方がとても丁寧で、安心して任せられる制作パートナーだと感じました。
ホームページ公開後、どのような変化がありましたか?
たった3ヶ月で「ワニブロ」が約30台ほど売れました。
さらに驚いたのが、「代理店として販売したい」という問い合わせが何件も入ったこと。これは完全に想定外でした。
業界紙にも取り上げていただき、営業資料としても使いやすく、「まずこれを見てもらえれば伝わる」という状態ができたのが大きな変化ですね。
最後に、今回の制作を通して感じたこと、そして今後の展望があれば教えてください。
今後は、導入事例やユーザーの声など使った人の実感も発信していきたいと考えています。
ホームページを通じて、「便利そうだね」で止まらず、実際に使ってみようと思っていただけるような伝え方を広げていきたいです。
正直、最初は「うちにホームページなんて必要かな?」という気持ちもありましたが、今では営業・反響・信頼のすべてにおいて欠かせない存在になりました。
「製品はあるけど、うまく伝わっていない気がする」「そろそろ情報を整えたい」と考えている方がいたら、ぜひ一度相談してみることをおすすめしたいですね。
パインズアップさんなら、こちらの想いをくみ取って、伝えるカタチにしてくれると思います。

私たちは、「経費」ではなく「投資」に導くホームページ制作会社です。
ホームページはあくまでも手段の一つです。かっこいい、可愛いやおしゃれは重視されがちですが、その先にある目的を達成することがより大切だと考えてます。その先にいるのは誰で、なんの悩みをもっているのかを日々考えています。
ホームページをリニューアルを考えられてる方、ホームページを誰に頼んでいいかお困りの方、是非パインズアップをご検討ください。
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